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8日、日曜日。早朝にローに行って、自分のロッカーからローの友人が添削してくれた答案を回収する。



「この調子なら大丈夫!落ち着いて頑張れ!」



とのメッセージを受け取る。


その日の夜は、学部の友人と自主ゼミした。



「ゼロなら絶対に受かると思う。」




と言われる。




日曜と月曜で、7法の主要判例を全て見直し、民事刑事実務の主要テーマを確認した。お陰で一気に法的思考力が湧きだしてきた気がする。気持ちいい。真夏日にプールに飛び込んだような爽快感。



予備試験に受かりたい、という気持ちを取り戻してきた。結局のところ、合否は僕の心次第な気がする。





今日は、2012年、つまり、今年の新司法試験の憲法の問題を書いた。官庁訪問やら何やらで直前模試を受ける機会を逸してしまったのでその代わりにしたいのと、同じ試験委員が問題を作成しているので彼らの今年の問題意識を把握しておきたいというのが理由である。




当然、予備試験向けの対策なので、2時間ではなく1時間10分で作成した。以下、感想(ネタバレ注意‼‼)。




【分析】

・論じるべき条文が89条であることは、瞬時に分かる。ここを間違える奴はいないだろう。つまり、ここで差をつけようとしているわけではない。

・助成金をキチンと分けて論じることができたかが、最初の壁だろう。刑法では、行為ごとに登場人物ごとに分けて論じるのは当然に意識されているが、憲法や他の科目でもこれをやると答案が分析的になるし、かつ読みやすくなる。

・本堂の再建と庫裏の再建が違憲であることは、容易に論証できるし、ここは厚く論じるべきところではない。村長の説明を読むと合憲へとミスリードされそうになるが、それは一般人の感覚で、法律家の感覚としては明らかにおかしい。だいたい、この村長、説明が抽象的で答弁のセンスがないw

・問題は、墓地を含めた土地整備への助成。ここが本問の一番の問題。結論は合憲違憲どちらでもいいと思うが(僕は違憲にした)、ここを厚く、説得的に論じることができたかどうかが合否の分かれ目だと思う。つまり、他は無難に処理すればそれでよい。




【予備試験憲法への反映】

・まずは、どの条文の問題か見極める。あまり深く考えず、普通に考えられるのを書けばよい。

・次に、どの文言、どの要件の問題かを見極める。他は適当に流す(しかし、落とさない)。

・さらに、どの行為のどの部分が一番問題なのか、見極める。ここは対立する利害を考慮し、問題文の事実を余すことなく使い、キチンと評価する。ただし、みんなが書きそうなこと、当たり前に読み取れることを書くことに終始し、斬新なアイディアなどは絶対に書かない。複雑化しそうなときは、思考過程を順に丁寧に示す。

・総括:論じるべきポイントは一つか二つ。勝負所を見極め、そこを厚く説得的に論じること。




書いてみて思ったのは、某予備校や某予備校講師が言う原告はレモンテストで書くとか、そんなことを論じて欲しいわけではないということ。事案の分析能力、評価能力、そしてそれを説得的に表現する能力を明らかに重視してみている。レモンテストとかマジどうでもいい。



明日も順々に書いていこう。ブログにまとめるのも、思考整理に役立つ。








前回のブログで、官庁訪問で内々定を勝ち取れなかったのは、驕り・慢心が原因と書いた。しかし、本当にそうだろうか?もっと踏み込んで考えてみる必要がある。僕は本当に官僚になりたかったのだろうか?




僕は、国家総合職の合格発表があってから、慌てて面接対策・官庁訪問対策をした。もっとも苦労したのは、志望動機をどうするかである。これがなかなか思いつかない。面接本などを読みながら、何とかそれらしいことを書いた。




そして、面接していて思ったのは、僕が施策について意見を求められると、省益・国益というよりは、どうしても個々の国民の利益に目がいってしまうというということ。どうしても全体より個人に着目してしまう。なぜだろうか?



伊藤塾で学部2年から司法試験の勉強を始めて、明日の法律家講座などにも顔を出したりして、学部のゼミの勉強で不利益を被って苦しんだ色んな人達に会って話を聞いて、卒論も個人の権利に関することで、ローへの推薦状をゼミの指導教授に書いてもらった時は教授の研究室で法律家になって何をしたいかキラキラしながら語った。



そうか、そうだったんだ。官庁訪問での失敗を通して、やっと分かった。いや、思い出した。





俺は、官僚じゃなくて、法律家になりたいんだ。



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